このたびバンビナートギャラリーは、旧東京電機大学11号館にて開催される「TRANS ARTS TOKYO」に参加いたします。
TRANS ARTS TOKYOは、神田の街に「神田コミュニティアートセンター」をつくるためのプロローグ。会期後に取り壊される旧東京電機大学11号館(地上17階+地下2階)ほぼすべてのフロアに、ジャンル・地域・世代・意識を超えてさまざまな人が集い、記憶と期待を共有するアートプロジェクトが展開されます。
“TRANS”と銘打たれた企画に対して、さまざまな領域からファインアートの場を目指したプレゼンテーションが行われることでしょう。そこで今回、バンビナートギャラリーは若手CMディレクターとして活躍する山本真希をフィーチャーしました。制約の多い商業ベースで映像を手掛けるクリエイターの、クライアントが存在しない作品。それら作品が持つ完成度の高さは、自由な制作でありながら、自ら制作上の制約(あるいはセオリーへと昇華しているルール)を課すことで得られるクオリティなのでしょう。
伝えたいメッセージや表現したいことがあったときに、“見せる力”の重要性を感じずにはいられません。
【プログラム】
「せんたくもの」 2010 4min
「隙間産業制作会社」 2010 3min
「がムだムどムどム(クリウィム・バアニー)」 2011 4min
「インスタントメン」 2012 3min
「あたしがしんだ日」 2011 90sec
「モンタージュ」 2011 1min