このたびBambinart Galleryでは、謝花翔陽(じゃはな しょうよう)新作個展「図(記録): 調和のためのファシリティ」を開催します。
1987年、沖縄県に生まれた謝花は、2011年に東京藝術大学 彫刻科を卒業、2013年に東京藝術大学大学院 先端芸術表現専攻を修了、それぞれ卒業時にアートアワードトーキョー丸の内に選出され、2011年は小山登美夫賞、2013年にはグランプリを受賞しました。2016年には韓国・釜山のアーティストレジデンスに参加、Art District_p、Art Space Heemにて、それぞれ成果展に参加したほか、Shinsegae Department Store、Busan Cultural Centerにて開催されたアートフェアに参加。2023年12月に東京藝術大学大学院美術研究科博士審査展2023を経て、来春博士課程を修了予定です。
これまでインスタレーションを中心に、映像、音楽活動、舞踏などさまざまな表現方法で活動を重ねてきました。博士審査展では、その集大成となるカバラをもとにしたインスタレーションとパフォーマンスで構成し「Untitled (Magic_k_al “The Graduate” / DVN.QSN.OAN ∴鳥頭の男)」と題して発表。壮大な舞台装置を出現させ、舞踏家のパフォーマーを召喚し、魔術を援用したアプローチによって、人体彫刻を拡張、拡大して展開します。
弊ギャラリーでは博士審査展のインスタレーションで展開されたカバラの図像の象徴的な8色のセクション「オレンジ、黒銀、緑、銀、黄、赤、紫、青」に彩られた平面作品を中心に構成。博士審査展の映像作品ほかとともに、紹介します。
2020年6月以来、およそ3年半ぶりとなる新作個展です。どうぞご高覧ください。
Bambinart Gallery is pleased to present “Facility Drawing : TO SAVE THE WORLD FROM DESTRUCTION”, a solo exhibition by Shoyo jahana.