「しゃぼんのまきば」
間�P結梨奈

間�P結梨奈

このたびBambinart Galleryでは、間�P 結梨奈 個展「しゃぼんのまきば」を開催いたします。間�P結梨奈（ませ・ゆりな）は1999年愛知県生まれ、今春、東京藝術大学絵画科油画専攻を卒業予定です。

これまで学内での発表を中心に映像作品「大浦食堂ドキュメンタリー2020」や卒業制作でのインスタレーション「LIFE-SIZE」シリーズ、またドローイングのライフワークとして「LIFE DRAWING」を続けるなどしています。これらは、自己と他者との関係における日常と非日常や境界に対する関心が制作の礎となっています。

本展では、自身にとって守護的な意味合いを持つ馬をはじめとして、風車や風見鶏、丘の光景などをモチーフに、空間的、時間的な奥行きが感じられる絵画を発表します。

「ともだちがシャボン玉を吹き始めて、なんかいいなあと思って自分も一緒になって真似した。

ふーっと息を吹いたらオーロラの膜が飛んでいく。
高く飛んだり、早くはじけたり。
息がはやいと小さなのがたくさん飛ぶし、
息がゆっくりだと大きなのがひとつ。
丘の上から吹いたらもっと高く飛んでいくし、
風があるとくるくるまわってあっちに行ったりこっちに来たり。
心や大地のさかい目を知らんぷり。

星のにおいをつつんで空に溶けてく。
しゃぼんの奥の世界を描けたらいい。」（間�P結梨奈）

本展が初個展です。どうぞご高覧ください。