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“BARAMAN チル篇 1 / ANIMI-ZOOM”
アートホーリーメン

2015年7月15日(水)〜 7月26日(日)
12:00〜19:00 月・火休廊

アートホーリーメン

このたびBambinart Galleryでは、アートホーリーメン個展「BARAMAN チル篇 1 / ANIMI-ZOOM」を開催いたします。

1973年熊本県生まれのアートホーリーメンは、マンガ様式のドローイングである“マンガ・ドローイング”を発表し、GEISAI#8で銅賞と長谷川祐子賞を受賞、以降トーキョーワンダーシード2009(トーキョーワンダーサイト渋谷)、熊本アーティスト・インデックス(熊本市現代美術館、2010年)など注目の若手アーティストをフィーチャーする企画展に参加、2014年には第17回岡本太郎現代芸術賞(川崎市岡本太郎美術館)に入選、特別賞を受賞しました。

これまで、2005年から描き続けてきたHORYMANシリーズは、2012年に発表した「HORYMANと鯱」で物語は完結。その100年後に地上(聖都)と地下(地帝都)に分かれ、それぞれ独自の政治体制により存在している人々の物語が、新作「BARAMAN」シリーズとして描かれます。
前作のHORYMANは聖都の守護者となり、対してBARAMANという人造人間の偶像が地帝都に登場。チル篇では、地帝都の学校に通う16歳の高校生「チル」を軸に物語は展開します。
本展では、「BARAMAN」シリーズの序章にあたる部分を「BARAMAN チル篇 1 / ANIMI-ZOOM」と題し、大小のマンガ・ドローイングを発表します。

また本展の展覧会タイトルにもある「ANIMI-ZOOM」は、2009年にアートホーリーメンが熊本の阿蘇の美術館にて企画した同名の展覧会タイトルが由来となっており、その展覧会のテーマであった「阿蘇で御神体とされている巨岩「押戸岩」をモチーフに、現代美術でアニミズムに迫る」より名付けた造語です。アートホーリーメンは、2015年版のANIMI-ZOOMを、日本の神話に登場する天照大神は日本人の太陽信仰を現すアニミズムの観念であり歴史であり、その観念を幾何学やドローイングと共にインスタレーションとして展示、前作「HORYMANと鯱」を引き継いでマンガ・アニミズムの観点から日本概念を探求するものと位置づけています。

Bambinart Galleryでは2010年の個展「HORYMAN」、2012年の個展「HORYMANと鯱」以来、およそ2年半ぶりとなる新作個展に、どうぞご期待ください。


 
information :

“BARAMAN チル篇 1 / ANIMI-ZOOM”
アートホーリーメン

2015年7月15日(水)〜 7月26日(日)
12:00〜19:00 月・火休廊
会場:Bambinart Gallery
東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 B107
TEL:03-6240-1973